この度の新型コロナウイルス感染拡大を受け、京都府が特定警戒都道府県に指定されました。
寒山拾得としまして、令和2年4月17日から令和2年5月31日まで、宿泊・飲食営業は休業とさせていただきます。
※ジビエ販売は継続して承っております。
休業期間中に割引セールを行いますので、是非ご注文下さいませ。
以下、令和元年度の総括です。
ざっと振り返ってみれば
令和元年4月より農家民宿「拾得」開業
同8月に第二子の娘が誕生
同9月にセルフクラウドファンディング達成
同11月よりジビエ処理施設「寒山」開業
令和2年1月に準1級鳥獣管理士を取得 (一般社団法人 鳥獣管理技術協会)
同3月に京都中丹認証ジビエ処理施設(HACCPに基づく衛生管理の実施)に登録
また、11月からの猟期に、地域の農業者に狩猟免許を取得していただき、新規に罠猟を始める方のサポートをしました。新規に狩猟免許を取得した方が8名、僕の捕獲60頭を含め、皆での捕獲頭数は約150頭に上りました。
利活用できた個体数は、そのうちの4分の1程でした。今後はもっと利用率を高めながら、品質の向上を目指していきたいと思います。また、小規模なジビエ施設が地域の獣害問題対策の核となるような取り組みを進めていきたいと考えています。
振り返ってみれば、激動の令和元年度でした。。
年度の最後にコロナショックが炸裂し、宿もキャンセルが続出、ジビエの卸先の飲食店は軒並みストップ、イベントでの大口注文も中止、と中々ハードに影響が出ています。
そんな中でも生活の自給率を上げるべく、昨年は足が遠のいていた田畑に力を入れたりしています。
また、家の改修や時流に合わせた販路を見出す為ジビエ総菜の開発など、やらなきゃいけないことは山積みです。
連日のニュースを見聞きしたり、友人や仲間と話していると、こりゃもう元通りにはならんな…と、ぼんやり思えてきます。
振り返れば、2011年がそうであったように、2020年も大きなターニングポイントなのでしょう。
コロナ後の社会では田園回帰がまた進むでしょうし、大きな仕組みに依存する暮らしのリスクも、もっと見直されることになるように思います。
The Times They Are a-Changin’
当面はサバイバルです。生き抜きましょう。